H.C. Starck Tungsten PowdersのCEO を務めるDr. Hady Seyeda、親会社であるMasan High-Tech Materialsの副CEOに就任
Goslar、2021年4月12日 – タングステン事業を営むH.C. Starck Tungsten PowdersのCEO、 Dr. Hady Seyeda(55歳)が、親会社であるMasan High-Tech Materialsの副CEOに任命されました。 同社CEOのCraig Bradshawの右腕として、Seyedaは、ベトナムのNui-Phao鉱山での鉱石生産と加工を除く、世界中の同社タングステン事業を監督します。 この新しい役職では、同社各部門における事業プロセスの最適化や新規事業の成長、戦略の遂行に注力することになります。 SeyedaはH.C. Starck Tungsten PowdersのCEOとして すでに経営陣の一員ではありましたが、この度の役職就任により、グループ内のすべてのタングステン関連事業部門を包括する、より戦略的な役割を新たに担うことになります。 この度の人事異動は、2021年4月12日に開催されたMasan High-Tech Materialsの年次総会で発表されたものです。このほか、同社CEOのCraig Bradshawは事業年度について触れ、 H.C. Starck Tungsten Powdersの買収完了や、三菱マテリアルとの戦略的提携を発表しました。 2020年は、H.C. Starck Tungsten Powdersを買収したことも大きく影響し、 前年比55%増となる約2億6,500万ユーロ相当の売上高となりました。 Masan High-Tech Materialsは、H.C. Starck Tungsten Powdersの通年連結決算と、売上高および市場価格の上昇をベースに、 純売上高を約50%成長させることを2021年の事業目標に掲げています。 プレスリリースをダウンロード