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H.C. Starck Tungsten GmbH、7月から時短勤務を実施

継続的に状況を見直しつつ、まずは3か月間

Goslar、2020年6月24日 – H.C. Starck Tungsten GmbHでは、7月1日から、Goslar拠点で就業するおよそ340名の従業員の内一部を対象に、時短勤務を実施します。 はじめは9月末までの実施を予定しています。 一部の管理部門のほか、スクラップのリサイクルや原材料の化学処理部門などが特に影響を受けることになります。 当面の間、タングステン金属と炭化タングステンの生産は部分的に継続することとします。 先に挙げた2つの生産部門では、年末に年次シャットダウンメンテナンスが予定されていましたが、 従業員や業務に与える悪影響を最小限に抑えるため、この作業を9月に前倒しして対応することにしました。 「当社タングステン製品は、フライスカッターやドリル、切削工具などの製造に使用されています。 こうした工具・装置を使用する自動車産業や電子機器産業での市場展開は、通常、多少のタイムラグをもって当社に影響が及んできます」と、CEOのDr. Hady Seyedaは語ります。 「それに伴って新型コロナの危機から生じた歪みが本格的に現れてきていることから、 従業員代表委員会との建設的な協議を経て、この度やむを得ず、この措置の実施を決定することになりました。」 経営陣は今後の動向を注視して、必要に応じて従業員代表委員会と協議のうえで、見直しを行うことにしています。 「我々はもちろん、10月上旬には通常通り稼働を再開できることを願っています」と、Dr. Hady Seyedaは語ります。